診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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AM 9:00〜12:00 | ● | ● | ー | ● | ● | ◎ |
PM 4:30〜7:00 | ▲ | ● | ー | ● | ● | ー |
水曜、土曜午後、日曜、祝日
◎…第2、第4土曜日は休診です。
初めて受診される時には下記のものをご持参ください。
健康保険は毎月確認させていただきます。ご面倒ですがその都度ご持参ください。
他の医療機関で検査を受けられた結果をお持ちの場合には、その検査結果をできるだけお持ちください。 紹介状をお持ちの場合は必ず持参してください。
他の医療機関で何かお薬を処方されている場合には、
できればお薬手帳か薬自体を持参してください。
※当院は原則予約制になっています。お急ぎでない場合は出来る限り事前に電話にてご予約のうえ
受診していただくようお願いいたします。(TEL.075-813-1116)
当院はマイナンバーカードによるオンライン資格確認をおこなっています。
当院は診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。
正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。
● 内科
どことなく身体の調子が悪いが、どこに行ってよいかわからない、といった場合でも当院にお気軽にご相談ください。
● 糖尿病内科
当院の専門分野であり糖尿病の検査・診断と治療を行っています。
糖尿病とは、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの量の低下または作用不足により慢性的に血液中の血糖値が上昇し様々な合併症を起こしてくる病気です。遺伝的素因に加え、高カロリーな食生活の継続、日頃の運動不足やストレスなどの生活習慣も大きな原因となります。
現在、糖尿病は成人の4人に1人ともいわれるほど患者数が増えています。最初は無症状で経過しても放置していると全身の血管、臓器に悪影響を与え、合併症を引き起こすこわい病気です。できるだけ早期に検査を受けていただき治療を開始し、糖尿病合併症や心筋梗塞・脳梗塞のような重篤な動脈硬化に起因する病気を未然に防ぐことが大切です。
検査について
当院では糖尿病のコントロールや合併症の発見に必要なHbA1c、血中脂質、肝機能、腎機能などの血液検査や尿検査を30分以内に測定できる検査機器を導入しています。糖尿病は検査の病気と言われるほど自覚症状に乏しく、血液・尿検査でしか病気の早期発見や進行度が判らない病気です。
当院では1日の受診で検査結果がわかることにより治療方針の決定を迅速に行うことができます。
一年に一回は腹部エコー、頸動脈エコー、下肢血管エコーなどを受けていただき余病の早期発見を行うことが大切です。ご希望の方はご予約にて当院を受診のうえ、医師にご相談下さい。
糖尿病治療について
食事療法
最も重要で基本となる治療です。治療といっても何かを食べてはいけないとか何を食べなければいけないといったものではなく、毎日いろいろな食べ物をバランスよく自分の適正な摂取カロリー量を守って食べることが大切です。
ビタミンやミネラル・食物繊維が豊富な食べ物を積極的に摂ることにより食後の血糖値が改善され合併症の危険性も低下します。
糖分を多く含むお菓子などは、血糖値の急激な上昇につながりますのでできるだけ控えましょう。
またアルコール(お酒)は中性脂肪の増加と高脂血症や動脈硬化の原因にもなり合併症の進行につながりますので飲み過ぎないように注意しましょう。
このように毎日の食生活を栄養指導により改善していただき、正しい食事療法を身につけていただきます。当院では個別栄養指導・集団栄養指導を京都第二赤十字病院と連携し受けていただくことが可能です。ご希望の方は遠慮なくお申し出ください。
運動療法
運動療法は食事療法と並んで、糖尿病の有力な治療法です。
とくに、日本人の糖尿病の95%を占め、インスリン分泌の低下と感受性低下の双方が原因とされる2型糖尿病の方で、血糖コントロールが安定している人の場合は、食事療法とともに運動療法を行うと、血糖値が下がるだけでなく、糖尿病のさまざまな症状が改善されます。
さらには、動脈硬化の予防といった点でも効果的です。
しかし、進行した合併症がある時には、運動がかえって病状を悪化させることもあります。
従って、どのような運動をどの程度行うのが効果的なのかは検査を受けていただいたうえで、適度な運動を上手に生活に取り入れていただくことが重要です。
薬物療法
薬物療法は食事・運動療法を適正に行っても血糖コントロールの改善が得られない患者様に対し、お薬により血糖値をできるだけ正常な範囲に維持するために行います。
薬物療法には、「経口血糖降下薬」と「インスリン注射」があります。インスリン注射は、基本的に「膵臓からのインスリン分泌がほとんどない場合」に行われますが、「膵臓を一時的に休ませる」ことを目的に比較的短期間実施する場合もあります。
また膵臓からのインスリン分泌が保たれている場合には、主に経口血糖降下薬の内服を行います。 薬物療法は血糖コントロールには効果がありますが、食事・運動療法が守れないと再びコントロールが悪化してきます。また、血糖降下作用を認めても副作用が出る危険性もありますので薬物治療を受けておられる方は定期的に検査を受けて頂くことが必要です。